Shopify商品ページにProduct schemaを正しく実装する
ShopifyテーマにはデフォルトでProduct schemaのJSON-LDが入っていますが、AIが引用しやすい形に整えるには追加実装が要ります。本記事は、Shopify標準のままで何が足りないか、何を足すかを順に書きます。
Shopify標準で出力されるもの
Dawn等の現代テーマは、商品ページに自動でJSON-LDを出します。中身は概ね:
@type: Product-
name(商品名) -
image(商品画像) -
description(商品説明) brand-
sku、mpn -
offers(価格、在庫、URL)
これだけでGoogle Rich Results は通りますが、AIの引用にはやや弱いです。
AIの引用に効く追加要素
主要AI(ChatGPT・Perplexity・Claude)が「引用しやすい」と判断するには、以下を追加します。
1. aggregateRating(レビュー集計)
```json
"aggregateRating": {
"@type": "AggregateRating",
"ratingValue": "4.6",
"reviewCount": "128"
}
```
レビューアプリ(Judge.me / Yotpo等)が出力するJSON-LDと重複させないこと。1ページに1個。
2. review(個別レビュー2-3件)
```json
"review": [
{ "@type": "Review", "reviewRating": { "@type": "Rating", "ratingValue": "5" },
"author": { "@type": "Person", "name": "..." },
"reviewBody": "..." }
]
```
ピックアップした「典型的な評価」を構造化。Claudeは特に「引用元の確かさ」を見るため、レビューの裏付けがあると引用率が上がる傾向。
3. additionalProperty(仕様の構造化)
```json
"additionalProperty": [
{ "@type": "PropertyValue", "name": "素材", "value": "オーガニックコットン100%" },
{ "@type": "PropertyValue", "name": "サイズ", "value": "M / L / XL" }
]
```
商品の比較・選択を助ける情報。「サイズ展開は?」「素材は?」のクエリで引用されやすくなる。
4. audience(誰向け)
```json
"audience": {
"@type": "PeopleAudience",
"suggestedGender": "Female",
"suggestedMinAge": 25,
"suggestedMaxAge": 40
}
```
「30代女性向けの◯◯おすすめ」のクエリで引用されるための鍵。
Shopifyテーマでの実装手順
- テーマの
snippets/にproduct-jsonld-extended.liquidを作る - 既存の
meta-tags.liquidで出るJSON-LDと重複しないよう、@idを分けるか既存を削除 -
templates/product.jsonから該当snippetをrender - Google Rich Results Test で警告ゼロを確認
注意:レビューアプリのJSON-LDと衝突させない
Judge.me / Yotpo / Loox 等は独自にProduct/Review schemaを出します。両方出すと検索エンジンは混乱し、構造化データ全部が無効化されることもあります。
- 自社実装するなら、レビューアプリのJSON-LD出力をOFFに
- レビューアプリを使うなら、自社では
aggregateRating/reviewを出さない - どちらかに統一する
検証
- Google Rich Results Test で各商品ページを通す
- 「警告ゼロ」が最低ライン
- 「エラーゼロ」「警告ゼロ」が理想